【私の開業ストーリー①】働く人がキラキラと自分の力を発揮する世界を目指して

日々の業務に追われていると、いつの間にか本来の目的や情熱を見失ってしまうことがありますよね。

実は私自身も、そのように感じたことが過去にも何度もあります。
やるべきことに埋もれてしまい、自分が本当にやりたかったことや情熱を忘れてしまっている瞬間がありました。

経営者様・起業家様・企業にお勤めの方、働く皆様なら、誰しもそういったタイミングってあるのではと思います。

最近、ふと私がやりたいと思っていることって何だろうと、もう一度考えてみましたので
私の自己紹介も含めてお付き合いいただけたらと思います。

全4回に分けていますので、ぜひご覧ください。

それには、まず、私が社労士を目指したところからお話ししていきたいと思います!

長いので、気楽にお付き合いください(^^)/

1.就職に失敗し、「働く」って何だろう。という時代に出会った「社労士」という資格

今から十数年前、東京の私大に進学した私は、4年生になっても就職というものを決められずにいました。
どうしても社会に出て「働く」という、強い熱い想いがありませんでした。

学生時代にこれをやってきたと自負できるような熱中したこともなかったため、就活が難航し、内定が決められない自分に自己嫌悪を繰り返していました。

何とか内定が決まっても、その会社で働く未来が見えずに、辞退をしてしまい、東京での就活は失敗に終わり、結局、卒業後は地元に戻ることとなりました。
半ば仕方なしに、地元(実家)に戻った形です。(今考えますと、就職が決まらず出戻りを許してくれた両親には感謝してもしきれないのですが…)


ただ、無職というのもそれだけは社会人として避けなければと思った私は、地元の市役所の臨時職員(契約社員)に応募し就職にこぎつけました。何とか体裁が保てる状態にはなったわけです。

しかし、仕事は臨時職員ですので、雑務が中心ですし、給料も最低賃金ぎりぎりの時給制で大卒の初任給とは程遠く、キャリアアップが描けるものでもありませんでした。
それに大きな問題が一つ。臨時職員は契約期間が決まっていたのです。


契約期間は最長で3年
1年ごと契約更新をしても、最大3年までです。
これでは、3年で首を切られるなら、私に残された時間はあまりないと思いました。。。
正直やばい、、、と思いました。これなら東京で何とか決まった企業に正社員として就職した方が良かったのでは、、、と思うこともありました。

何とかしなければ、と思った私は、今の現状を変えなければ明日はない!と思い立ち、自分にない強み<資格>を取って、それを仕事にしていこう!と考えました。

思い立ったその日に本屋に行き、就職に役立つ資格が紹介された本を手に取り、自分が目指したくなる資格はないだろうか?
と探していると、ビビビっ!とくる資格が目に入り、それが「社会保険労務士(社労士)」だったのです。

市役所の臨時職員は3年が契約更新上限でしたが、それに疑問があった私は、労働法というものに無意識に興味がありました。
社労士はどうやらそういった労働関係の法律や働く社会人の多くが加入する社会保険等の制度に精通する資格だと、知った私は、
これだ!と思いました。

就職にも熱が入らなかった私は、やっと自分の進むべき道を見つけた!という感じでした。
「働く」ということに人一倍迷ってきた私なら、働く社会のルールに詳しくなって、それを支えていくのは私しかいない!これを本気になってやっていこう!と初めて思えたのです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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