【私の開業ストーリー④】働く人がキラキラと自分の力を発揮する世界を目指して<最終回>

全4回の内、最終の4回目です。長々と、ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。日々お客様のご支援を通して考えていることを今一度、思い返してみました。

自分の歴史を振り返り、影響を与えてくれた出会いや様々な想いがすべて今につながっています。こちらをお読みの方にも、それぞれ人生の転機があり、「働く」ことに対して皆さんなりの想いがあると思います。少なからず「働く」ことを割り切って考えている方もいらっしゃるとは思います。

ただ、「働く」を単に「働く」で終わらせるのはもったいない、もっと「働く」を通してワクワクする実感を得られる人が増えるといいなという考えが私の中であります。

ぜひ少しでも、お読みいただいている皆様にも「仕事」や「働く」を通して心動く体験が訪れるように願っています。

それでは最終回になります。(前回はこちらから)

6.自分の事務所を開業、そして今後についての想い

自分の事務所を開業したい想いは年々高まっていたのですが、自分でどこまでやれるかという挑戦をしたい、という純粋な想いもあって開業を果たしました。
今は始まったばかりという段階ですが、私の根っこにある想いは「働く」に迷いに迷った私だからこそ、働く人を支えたい、働く人を雇用する人も支えたい、という想いです。

真正面から仕事に向き合っている人が好きですし、そういった人の支えになりたいと思っています。そのためには、職場環境を良くすることや制度を整備することが重要だと思っています。

社員がキラキラと自己の力を発揮して輝く職場なら、会社もキラリと輝く職場、活き活きとした活気ある職場になるのではないか、という想いがあるからです。

それが私が開業を通してチャレンジしていきたい信念であり、叶えたい想いです。

私が仕事を通して実感してきた経験を、多くの働く人に感じてほしい。
折角持っている力、活かせる力があるのであれば、仕事はつらいだけのものだと思わずに、一生懸命取り組んだ先に、やりがいや達成感、充実感があるということを多くの働く人に感じてほしいと思っています。

能動的に仕事に取り組んでいる人は本当に輝いています。魅力的です。
私もたまにこの想いを忘れて、日々の仕事に埋もれてしまうこともありますが、仕事に輝いている人を見ると、本当に素敵だなと感じます。

私が尊敬する人に、京セラの創業者の稲盛和夫さんがいます。
稲盛さんの著書で『働き方 「なぜ働くのか」「いかに働くのか」』という本がありますが、その中で「「天職」とは出会うものではなく、自ら作り出すものなのです。」と言っていて、「仕事を好きになる」ように働くことの尊さや重要さを説いています。稲盛さんの仰る「「本当に価値のある人生」を送るために」、「働く」ことと日々向き合っていくことが人生を形作っていくと、私も思っています。

私ももう一度、この言葉を心に掲げて、目の前の仕事に楽しむこと・一生懸命になることをやっていきたいと思います。
そして、その先に、開業した意味が見つけられるように頑張っていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!